写真

来年は年女

Canon EOS7 × Canon EF50mm F1.4 USM (Kodak GOLD400) もうひと月も更新していなかった。 そろそろ仕事に染まってもいいかしら、 いやだめだよね、と思いながら映画鑑賞。嵐が丘 [DVD]出版社/メーカー: パラマウント ジャパン発売日: 2006/05/01メディア: DV…

the edge of summer

Polaroid SX-70 あまりにも暑い日が続くので忘れていましたが、もう8月が終っていました。 いくら暑くても、もう秋です。 最後のスイカはもう熟れすぎてぐずぐずで、 ひと掬いごとににじむ果汁は血のようで、一瞬ドキッとしました。 先月下旬、図らずも一人…

まぼろしを思い出す

Canon EOS7 × Canon EF50mm F1.4 USM (Kodak PORTRA 160NC) ただ覚えているのは、いたるところから聞こえてくる、だーらなーら、という声。 旅行先でさえ出不精の私には、わがままなあなたがちょうどいい。 小さき者へ (新潮文庫)作者: 重松清出版社/メーカ…

高いところで停滞

Polaroid SX-70 もうなにも綴ることがないということが 私はうれしいのです。 空が、今にも泣きだしそうで、苦しそうだった。 もういいんだよ、我慢しなくていいんだよ、と 小さな子供をなだめるように語りかけた途端、 爆発したように雨が降り出した。 傘を…

真夏の青

Canon EOS7 × Canon EF50mm F1.4 USM (Kodak PORTRA 160NC) 毎日暑いなあ。 果物ばかりに手が伸びる。 このままいくと、私は南へ向かう飛行機に乗り込み 上空1万mから霞に煙るジャングルに飛び降り そのまま棲みついてサルになって むしゃむしゃマンゴーを…

le terminus

Polaroid SX-70 これからは いくら別れを経験しても もう独りにはならないのだ。 そうすると、目の前の人を 心の底から愛せるような気がしてくる。 そうしよう、と思う。 人嫌いの私の愛情が、 大切な人たちに届くように。

Into the Warm Water

Canon EOS40D × EF17-40mm F4L USM

( I'm ) hoping you to be a believer.

Polaroid SX-70 信頼というのは、どこかに穴があっては成立しないものだ。 信じ合える関係があって、積み重ねてきた幸せの歴史に価値が生まれ 将来の幸せを確信できるのだろう。 「周りの人を動かすためには、まず自分が動くこと」 私の体に最も染み込んだ、…

いくつもの週末

Polaroid SX-70 初めてこれ見たときは騎士だと思ったのだけど、 今見直してみると、花嫁さんに思えてくるから不思議だ。 その時々の自分の様子が重なってくるんだな、と苦笑。 レイ・ハラカミと高木正勝の週末。 どんどんキーボードを打つのが早くなってきて…

いつまでも揺られていたくて

Polaroid SX-70 ぐるぐる廻る夢と現実。 いつから乖離し始めたのか。 いつから元に戻せるのか。 いつも大切なものを見失いながら走り続ける。 何度も視線を戻され、その度に反省するのだけど やっぱりすぐに見失ってしまう。 きっと私の目指すものが、本当に…

夏のはじまり

Polaroid SX-70 突然の梅雨明けに驚きましたが たしかに、木曜日くらいから 週間天気予報には晴れマークが続いていました、そういえば。 これまで、夏が好きだと豪語しまくっていましたが あまりにも突然夏が始まってしまい、体がついていかないのか 眩しす…

朝の光

Polaroid SX-70 朝の光が草間を照らすと そこに隠れて夜に育まれた 憂いを乾かし、涙を飲み干し また新しい一日が始まる。

3つのハート

Polaroid SX-70 ひとりでカフェに行くのはあまり好きではありません。 昔はよく読書をしながら、カフェに長居していたのだけど そのうち、お金を払ってひとんちで寛ぐぐらいなら その分自宅を快適にすべきだと思うようになったからです。 そうなった途端に、…

湿度100パーセントの夜

Canon EOS7 × Canon EF50mm F1.4 USM (Kodak PORTRA 160NC) 湿度100パーセントの夜をどう過ごそうか、と聞かれたら、 そんなあなたの手を引っ張って、雨降りの外に駆け出していきたい。 むわっと息を塞ぐ空気に溺れながら、雨を集めて 水たまりが裾にはね、…

サンクチュアリ、さいごの別れ

Polaroid SX-70 祖母が、今住んでいる家を手放すことにしたそうです。 娘(私の母親)も息子もとっくに巣立ち それから母親と夫を亡くし 祖母は8年もの間、ひとりで暮らしていました。 その家は、船の設計士だった祖父が 念願のマイホームだから、と張り切…

アクアリウム

Porlaroid SX-70 夏になると行きたくなる場所の一つに、水族館があります。 眩しい太陽と、押しつけられるような暑さに追い立てられて入った、水の世界。 冷たい海の底にいるタカアシガニも、温かい大河に棲むネオンテトラも、 いつだってみんな同じ、涼しい…