いつまでも揺られていたくて


Polaroid SX-70
 
ぐるぐる廻る夢と現実。
いつから乖離し始めたのか。
いつから元に戻せるのか。
 
いつも大切なものを見失いながら走り続ける。
何度も視線を戻され、その度に反省するのだけど
やっぱりすぐに見失ってしまう。
 
きっと私の目指すものが、本当に大切なものの延長線上にないからだ。
きっとその目指すものは、私にとって本当に大切なものじゃないんだ。
きっとそのことによって、自分からどんどん離れていってしまうんだ。
 
どうしようもなく見失いながら走っているのだという
紛れもない事実の放つ心苦しさを、いつも忘れたくないから
真実は確かにあるということを、いつも感じていたいから
リアルではなく、真実だけを映す鏡が必要なのだ。ずっと先まで。