さっそく真冬並み。
仙台はすでに、私の知る限りでの真冬の寒さです。
空は厚くもなく薄くもない雲に覆われ
そのすき間から夕日のように赤い陽が差しています。
まだ正午前ですが。
どこかで見た光景だと思ったら、12月のミラノでした。
1月末にはどんな気温になっているのだろうか。。。
10月から「ジョジョの奇妙な冒険」のTVアニメを見ているのだけど
久しぶり過ぎて話を忘れていたので、コミックを再度読み直しています。
いやー、血圧も脈拍も上がりっぱなし。
ここ一週間ずっと、
朝ごはん→ジョジョ文庫8冊分→お昼ごはん→小説→夜ごはん→寝る です。
廃人。
- 作者: ドストエフスキー,原卓也
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1978/07/20
- メディア: 文庫
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とはいえ、上巻は波に乗れず2週間とぎれとぎれに、
中・下巻は昼間5時間ぶっ続け(お菓子休憩込み)×4日で読みきれたので
本気出せば1週間くらいで読めるらしい。
しかも今回は「ジョジョ」があったせいで、より疲れた気もする。。
まあ今しかできないことができて、よかったよかった。
12月は「罪と罰」と「悪霊」かな。
- 作者: レイモンドチャンドラー,Raymond Chandler,村上春樹
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2011/06/05
- メディア: 文庫
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買ったのに読んでいない本の一掃セール実施中。
- 作者: 安部公房
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/05
- メディア: 文庫
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- 作者: 安部公房
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1976/05/04
- メディア: 文庫
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- 作者: 安部公房
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1980/01/29
- メディア: 文庫
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- 作者: 安部公房
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1974/08/27
- メディア: 文庫
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ちなみに、より詳細な本のレビューは
左カラムに本棚を張っている「ブクログ」に記録しています。
レビュー一覧:http://booklog.jp/users/saecomatsu/review
基本的に、本は新品で買って手放さない、というのがモットーですが
やはり家の本棚にも家賃が発生しているわけで、
その価値では地代を払いきれない本をブックオフに売ってきました。
13冊で410円。案外お金になるらしいので、味をしめました。
焼けぼっくいに
火がつくともう止められない、粘着質な私の読書傾向。
海外小説ばかりです。
V.〈上〉 (Thomas Pynchon Complete Collection)
- 作者: トマスピンチョン,Thomas Pynchon,小山太一,佐藤良明
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2011/03/01
- メディア: 単行本
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- 作者: ウィリアム・ゴールディング,William Golding,平井正穂
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1975/03/30
- メディア: 文庫
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いつもまにか売れてしまっていたこの作品。
元祖「バトルロワイヤル」という触れ込みは、当たらずとも遠からず。
スローターハウス5 (ハヤカワ文庫SF ウ 4-3) (ハヤカワ文庫 SF 302)
- 作者: カート・ヴォネガット・ジュニア,和田誠,伊藤典夫
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1978/12/31
- メディア: 文庫
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- 作者: トルーマンカポーティ,Truman Capote,佐々田雅子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/06/28
- メディア: 文庫
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- 作者: カポーティ,河野一郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1971/08/03
- メディア: 文庫
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そいえば「夜の樹」は本棚で眠っているなあ。
Other Voices, Other Rooms (Vintage International)
- 作者: Truman Capote
- 出版社/メーカー: Vintage
- 発売日: 1994/02/01
- メディア: ペーパーバック
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彼の英語は端麗で好きだ。
- 作者: ウィリアムブレイク,松島正一
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2004/06/16
- メディア: 文庫
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「虎」とか、音が美しすぎて、読んでるうちにめまいがしてくる。
- 作者: J.D. Salinger
- 出版社/メーカー: Little, Brown and Company
- 発売日: 1991/05/01
- メディア: マスマーケット
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あの粗野な口語体翻訳がどんな英語から生まれたのか、気になる。
- 作者: チェーホフ,松下裕
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2008/06/30
- メディア: 文庫
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- 作者: 三島由紀夫
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2003/09
- メディア: 文庫
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この人の日本語は本当に好き。
- 作者: 丸谷才一
- 出版社/メーカー: 中央公論社
- 発売日: 1995/11/18
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あー、もう時間が足りない。
Book shelves look as though they are about to fall on me
書棚の前に立って、今度はどの本を読もうか考える。
手にしたものをぱらぱらとめくり、元の場所に戻す。
気になった絵本を最後まで読みきって、ふと窓の外に目をやると
川の色が辺りに滲み、青く翳り始めている。
もう30分以上経っていた。
でもここでは、好きなだけ読んでいられる。
だってここは、私の家だもの。
また読む本が増えた。なにこれ。ほんとに読めるのかな。。
- 作者: カート・ヴォネガット・ジュニア,和田誠,浅倉久志
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2009/02/25
- メディア: 文庫
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- 作者: リチャードブローティガン,Richard Brautigan,藤本和子
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2003/07/01
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- 作者: The Estate of Richard Brautigan
- 出版社/メーカー: Vintage Classics
- 発売日: 2002/07/04
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- 作者: ポール・オースター,柴田元幸
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/09/28
- メディア: 単行本
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- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/10/12
- メディア: 単行本
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- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1994/02/18
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最近の本と映画
メモ程度に。
やっと腰を据えて読書ができます。
■小説
- 作者: ドストエフスキー,原卓也
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1978/07/20
- メディア: 文庫
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でも上巻のうちに展開が面白くなってよかった。
スタンダール「赤と黒」は、下巻の4分の3過ぎてから
やっと波に乗れた感じだったから。あれはきつかった。。
- 作者: 山崎豊子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1999/07/01
- メディア: 単行本
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この国において、太陽は沈みもしないし、昇りもしません。ずっと夕方。
■その他書籍
- 作者: 荒木飛呂彦
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2012/10/05
- メディア: ムック
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荒木先生は不老不死のドラキュラなんでしょうか。
どんな色眼鏡をかけても、50歳を超えている外見ではないです。
また1巻から読みなおそうかなー、じょじょ。。
- 作者: 堀江ひろ子
- 出版社/メーカー: 文化出版局
- 発売日: 2008/09
- メディア: 大型本
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レタスクラブとかきょうの料理とか、あーいう雑多な感じよりは
テーマでまとまった書籍のほうが性に合っているなあ。
■映画
- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2012/05/25
- メディア: DVD
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いざ観てみるとどんどん引きこまれて行きました。
想像以上にバカバカしくて面白いです。
ありえない設定も、すべてをジョークに昇華させて
なおかつお上品にまとまっているところが、三谷幸喜監督のすごいところ。
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- 発売日: 2011/10/26
- メディア: DVD
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この時間枠で扱うには多すぎるモチーフとテーマが多すぎて、
消化不良な映画でした。
堺雅人、好きだなー。
憧れの国
2年連続で結婚記念日は「神楽坂で鴨」だったのだけど、
巷では危ない時期と言われる3年目をこれから迎えるために(?)気合を入れて
今回は遠出してみました。
ロンドン3泊、パリ4泊の9日間。
ビートルズに青春を捧げた母親の影響からか
私は気づいた時にはイギリス贔屓になっていた。
でも私の抱いていた感情はただの憧れとか好意とかではなくて、
垂れ込める鉛色の空と湿った草原から生まれた民謡を奏でる、
物悲しいバグパイプのくぐもった音を聞いた瞬間から
私のオリジンはこの土地なんだ、と本能的に感じていた。
ほんとばかみたいだけど。
もう一つの行き先にパリを選んだのは、正直義務感だった。
フランス文学を専攻して、曲がりなりにも4年間フランス語を学んだ人間として
その母国の土地を踏んでいないというのはいかがなものか、と思ったから。
(そういう意味では、8年間学んだ英語の母国イギリスを訪ねるのも必要だった、てことか。)
上記の他にもまあいろいろな理由があってこの街を選んだのだけど、
この旅行がこんなに私の心に衝撃を残すことになるとは思っていなかった。
自分が目の当たりにしている光景が信じられないくらい美しくて言葉を失い、
何度も目に耳にしていた文化財からその価値をつきつけられて驚愕し、
芳醇な異文化の中では毎瞬間気付かされることがあった。
いろいろ書くと止まらないので、これくらいにしとこう。
まあメモ程度に以下。
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・イギリスのごはんがおいしくないっていうのは多分本当。
(なんか調理法が垢抜けていない、素材に合っていない、そして粗雑という印象)
・フランスのcaféは日本のカフェにあらず。フランス版カフェ飯は日本のビストロで食べるそれ。
・パリ人の基礎代謝は日本人の1.4倍くらいあるんじゃないか、というくらいみんなキビキビ。
(みんなよく食べているけど、細い人も多い)
・パリジェンヌがおしゃれなのは洋服の力じゃなくて、本人の努力が9割。
・イギリスの人は動作の緩慢なところとかどこか消極的なところとか、ちょっと日本に似ている。
・フランスは日本とはあまりにもかけ離れている。妙にアニメ好きなところ以外は。
・言葉がわかると旅行は10倍楽しくなる。
(壊滅的だと思っていた私のフランス語が意外と役に立って安心した)
・円高の時だと旅行は100倍楽しくなる。
(プラダの財布とそのへんの店にあったブーツの値札を二度見した。へたしたら日本の半額くらい)
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I'll be back.
ターミネーターばりに。
In constructive loneliness
Polaroid SX-70
mixi、Twitter、Google+と様々なSNSに参加してきたけど、
Facebookはとても便利で有用なツールだと初めて感じた。
まず、世界中の友達と共通のSNSで繋がれるということ。
友だち検索(サジェスト)の精度が恐ろしくなるくらい高いということ。
なにより、やっている人の数がとても多く、
それに比例してたくさんの刺激を受けることができるということ。
これはとても有効に作用していて、1時間でもやっていれば
中学、高校、大学の同窓会に行った気になれる。
もうちょっとうまく使いたいのだけど。写真の作品を出す場所にする、とか。
数日間、昔の日記を読み返していた。
一人になれた喜びでうきうきしていた頃、一人が怖くて孤独と戦っていた頃は
自分の身が社会の中で占める範囲や位置を計りかねていて、
暗闇の中をさまよっているような感覚だったことを覚えている。
いつの間にか二人になって、孤独から解放された安心に満たされていたはずの頃でも
私の心のなかには自分でさえも踏み込めないサンクチュアリがあった。
それは肯定的な意味ではなく、どちらかと言うと屠殺場のように緊張感をもって
恐る恐る遠巻きに眺めることしかできないようなサンクチュアリ。
とても小さく忘れてしまいそうな場所だけれど、
そこが私の人生が生まれる場所なのだということは間違いないらしい。
家庭は社会から帰ってくる場所であり、英気を養い明日に備えるためにある。
家族はその家庭を支える要員であり、彼らにはそれぞれの人生がある。
それと同様に、私の人生は私だけのものであって
誰かに私の人生を肩代わりしてもらうことも、
また逆に誰かの人生を私が引っ張ることもできない。直接的には、ということだけれど。
責任。弱虫の私がずっと対峙するのを逃げまわってきたもの。
肩書きも保証もすべて脱ぎ捨てた私に、突如として人生の全責任が降り掛かってきた。
お金ない、能力もない、裸の私が信じられるのは
努力から逃げなかった自分自身だけ。
- 作者: Anne Morrow Lindbergh
- 出版社/メーカー: Pantheon
- 発売日: 1991/01/30
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いつかね。
Traveling to a destination,
... is one of my favourite things.
旅で一番楽しいのは、目的地まで移動している時間だ。
あとは、すべての予定を終えてホテルに帰ってきたとき。
ありがたいことに、年明けまでは専業主婦見習いってことになりました。
お陰様で掃除に洗濯、毎日充実している。
ダンボールだらけで書類や服が散乱していた部屋には秩序が生まれ、
栄養状態もめきめき改善してきた。
その一方で、きりなく湧き出す悔しさに身を焼いているのも事実。
外でお金を稼いでこれないということが
見えない鉛に姿を変えて私のみぞおちに落ちてくる。
専業主婦を否定するわけでは全くないのだけど、
(むしろやってみてその貴重さと崇高さの前にひれ伏した。)
私は自分が外でもらってきたお金を外で使いたい。
これが2週間の成果。
何も欲しくない、何も買わない。
そんな2週間の。